「冬」・蒼夜広助


至極の彫像の様な  街
華美に飾りたてた  人

気付けないでいた  景色達を

見ている


固くなってゆく

言葉では伝わらず  暖まることもなく

冷たく  固くなってゆく

哀しい響きだ  と  誰かが言った

固くなって  初めて知ったこと
冷たくなって  知ってしまったこと

誰のせいでもなく  訪れた刹那を

見ている



●作者へのご感想はこちらへ●


詩の投稿作品


目次へ戻る