「笑顔」・白市小鳥


笑顔の命は
その人が笑っている時だけ
次はさびしく歪んだ顔かもしれない

人が笑うとほっとする
「ああ、この人は大丈夫だ」
けれどその日の夜にその人が
命を絶つこともある

確かなものや
永遠に続くものを手に入れたくて
頑なに生きているのに

迷いながら探していたのは

なんて不確かな

あなたの笑顔



●作者へのご感想はこちらへ●


詩の投稿作品


目次へ戻る