「歩いていく」・蒼夜広助


幾つもの  寒々とした彩りの中を
歩き
虚な腕で何かを掴む

眼に映りくる 全てのものものに
溜め息をついては 立ち止まり

在ることを 有ることを 疑う

穏やかな流れに身を委ね 何を想うか
欲するままに身を焦がして  何を詠うか

遥けき声音と景色を背負いながら
枷と知りつつ  断ち切れず

我は 何処まで

歩いていくのか




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