「秋」・蒼夜広助


微細な煌き と 柔らかな微笑み
誘われ  ものものは
願う

震える精神を  優しく包む
母の如き  温もりの腕を

そっと  辺りを覆う

静かに変わりゆく  彼のものは
巡り  緩やかに巡りゆきながら
微かに哀しい  華美な飾りを
身に纏う

万様に思い  想う  我らは
唯
愛楽を  募らせゆく

彼の  白き声音は  満ちてゆく
ものものは
その  響きを  己の精神に融け合わせ

唄う  詠う  謡う

刻を流さず  積み重ねたかの様な
一時も類似しない  彼のものを
口吟む様な  何気なさで

詠い続ける

その  豊かさを
その  奇しさを
その  微笑みを

そして

哀しみを




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