木馬館
06年1月句会入選結果

この度は木馬館句会にご参加いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。お陰さまで無事に句会を終えることができました。行き届かないところも多々あったと思いますが、今後ともよろしくお願い致します。

●投句者数54名、総数105句。選句者40名。
●敬称略。採点方法、同点の場合、「★」特選句、投句順優先。得点の内容(★特選2点、入選1点)。

■大賞

019 言い過ぎてしまった胸に積もる雪  古俣麻子
(★観紅楼)(★艶)(★白龍)(★英樹)(★若芽)(★えいら)(★栞)(宏子)(YASU)(太郎)(やすし)(芳子)(逸)(黒兎)(義子)(あいら)(五貫)(金盞花)(みや)(風詩) 27点

■準賞

105 これっきりの恋降り積もり降り積もり  龍
(★太郎)(★黒兎)(★義子)(★静波)(テツ)(白龍) 10点

■秀逸

013 お静かに根雪の下のわらべ歌  若芽
(★YASU)(★小僧)(★芳子)(観紅楼)(椿)(黒兎) 9点

096 私にもきちんと射してくる薄日  五貫
(★飛遊夢)(★ぴーろこ)(艶)(あいら)(えいら)(さるた) 8点

053 雪解けもバスもそのうちやって来る  龍
(★すみ)(★矢島)(浪漫)(学)(mai)(静波) 8点

066 使命ある 僕らは村を動かない  可福
(★やすし)(★五貫)(テツ)(金盞花) 6点

039 時間どおりに天国行きのバスが出る  YASU
(★さるた)(小僧)(白龍)(進)(ひなこ) 6点

045 昨夜から行方不明の組合長  えいら
(★逸)(艶)(黒兎)(龍)(ぴーろこ) 6点

■入選

033  耐えることばかりひたすら春を待つ  雅昭
(★金盞花)(矢島)(太郎)(芳子) 5点

051 きっと来る君を信じてバスを待つ  真田義子
(★九世)(可福)(金盞花)(えいら) 5点

071 的はいつも不意に現れ不意に消え  孝井 栞
(★龍)(★風詩) 4点

088 てのひらの雪はたちまち消えて春  すみ
(★テツ)(★浪漫) 4点

001 積もる雪弛びしところ陽の遊ぶ  長澤克己
(★宏子)(ぴーろこ)(風詩) 4点

074 雪女郎荒れた昨夜の置き土産  さるた
(★可福)(長澤)(若芽) 4点

022 来ぬ筈のバスを待ってる雪うさぎ  橋立英樹
(★椿)(YASU)(若芽) 4点

052 透明になるまで不良少女A  ひなこ
(テツ)(小僧)(飛遊夢)(栞) 4点

076 夕暮れて ひとりぽつんと 雪だるま  ゆりえ
(★学)(宏子) 3点

027 バス停が雪に埋もれて立ち泳ぎ  mai
(★風子)(浪漫) 3点

082 窓に耳つけ雪の溜め息を聴く  上野楽生
(★みや)(山南薫) 3点

035 冬ごもりさせては置かぬ青い空  甲之介
(★あいら)(栞) 3点

002 ここですよ 通り過ぎるな 路線バス  太正浪漫
(九世)(mai)(風子) 3点

015 霏霏と降る雪にんげんは底の底  黒兎
(長澤)(YASU)(静波) 3点

044 下り坂痛いところに雪が降る  五貫
(学)(逸)(英樹) 3点

102 指きりをしたね 雪融けには帰る  飛遊夢
(逸)(義子)(ひなこ) 3点

004 雪しまく青森駅は海の中  学
(★長澤) 2点

011 雪空にはないちもんめ春を呼ぶ  山本 野次馬
(★山南薫) 2点

024 想い出だけ抱いてお迎え待ってます  丸山 進
(★ひなこ) 2点

079 ハミングのリズムが狂う抽象画  静波
(★進) 2点

042 屋根の雪 ヘッピリ腰で シャベル振る  風子
(★mai) 2点

003 雪止みしつかの間の空春遠し  宏子
(九世)(やすし) 2点

059 白無垢を 着て相手無し 一人雛  ところ
(椿)(さるた) 2点

065 キャンパスに無心の色を描き出す  山本 野次馬
(芳子)(みや) 2点

012 豪雪にモグラの様にバスが行く  可福
(学)(ぴーろこ) 2点

026 生と死のバランスとれぬ青い空  静波
(すみ)(みや) 2点

030 隠れ家で息をひそめる天下り  上野楽生
(進)(五貫) 2点

085 空の青サンチョパンサは見たと言う  雅昭
(栞)(風詩) 2点

034 戸を叩く事が出来ない雪おんな  チイコ
(矢島)(静波) 2点

087 白い雪頑固な心まで隠す  甲之介
(椿)(義子) 2点

040 生き延びるために必至で背伸びする  金盞花
(浪漫)(五貫) 2点

092 背伸びして居場所アピールしています  金盞花
(mai)(龍) 2点

093 言い訳はあとから訊こう雪だるま  テツ
(小僧)(英樹) 2点

049 おやつです苺シロップかけましょう  椿
(ひなこ)(さるた) 2点

104 東京さ行ぐなよずんだ餅あげる  ひなこ
(可福)(飛遊夢) 2点

058 叱られて外に出たれば雪しまく  学
(観紅楼) 1点

005 うらやまし 雪より高い ノッポさん  ところ
(あいら) 1点

067 降りしきる雪熱燗で溶かしてる  若芽
(矢島) 1点

014 遠巻きに手をこまねいているばかり  佳
(龍) 1点

068 米はたっぷり雪もたっぷりどうしよう  佳
(飛遊夢) 1点

069 冬将軍圧制を敷きひとを撃つ  黒兎
(山南薫) 1点

017 大雪の孤立の村で旗を振る  水品団石
(可福) 1点

070 景気回復根雪は高い空を待つ  水品団石
(若芽) 1点

075 ふるさとの雪に許してもらう恋  橋立英樹
(太郎) 1点

023 バス停に人待ち顔の雪女  ゆりえ
(英樹) 1点

080 停留所雪の中より悲鳴あげ  mai
(風子) 1点

086 禁固刑今夜も雪に処刑され  チイコ
(風子) 1点

036 六角形を貫き通す雪の意地  すみ
(白龍) 1点

038 冷たさに負けず気にせず凛と立つ  艶
(山南薫) 1点

091 雪ダルマずっとあなたを待っていた  YASU
(艶) 1点

041 追憶に独り埋もれている不安  テツ
(えいら) 1点

043 大雪やシャベルの音の響くだけ  矢島孝胤
(九世) 1点

097 雪の底ご先祖さまといる炉ばた  えいら
(やすし) 1点

046 発芽するしばしを雪とかたる種子(たね)  やすし
(観紅楼) 1点

047 めくらまし部屋真っ暗な冬日中(ひなか)  サピタ
(宏子) 1点

054 あの頃は難燃性の恋でした  巻坊
(進) 1点

 

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