★木馬館7月句会選句評

★評に関する文章のみ掲載させていただきました。またこの他にも、沢山のご意見をいただきました、ありがとうございました。

(掲載は到着順)

水品団石
のび太君をここで出すとはみごとなみつけ。まんとも温かく、ユーモラスな句に仕上がりました。
ええ一
特選の句 スペースシャトルは打ち上げ延期になっても ポンポン菓子はスーパーの前の広場でドカーンと 大成功!
夢のある元気な欠片は 青空へ逃げていったかも・・・・。
美代子

スケールが大きくて気持ちがいいです。

橋立英樹
分かりやすいものを選びました。ただし選外にも多数おもしろいものがありました。
111同感、共感。 015強いなー。ストレート。負けました。 017ノスタルジック。画像にぴったり。 018うーむ。ひっかかるところがあるが、こういうのが一番好きかも。
すみ
027 「天女の覗き窓」の表現に感動しました。私も「覗き穴」としてこちらから空の奥を覗く川柳にしようと四苦八苦したんですが「覗き窓」に考え及ばず、天女も登場させられませんでした。
黒兎
053 「説く」ではなく「解く」。地動説は鎖に縛りつけられていたのがやっとガリレオにより解き放されたのだ。
008 銀河系健康管理斑により派遣されたUFO隊員の地球診断報告書。
真田義子
★先日、ポン菓子をする所を角田でみました。
すごい音がポンとして、私もおもわずキャーと叫んでしまいました。
かけらが逃げるという表現が好きです。
mai@暇人
せかせかした世の中に風にまかせて・・・・良いですね。
テツ
今回もかなり苦労しました。良い題でしたね。
鹿野太郎
特選にした、『何もかも忘れて生きるこの町で』この句の、作者の心情が課題の写真と非常にマッチしており、私は、共感した句でした。
杵島太郎
画面から想像してUFOがらみの作品が多かったようです。特選句の008はそのUFOが地球を物色しているが食指を動かすほどではない・・・というのが切ない。入選句の045と077は着想が面白いしリズムもよい。107は地球環境を守りたい意志が表れている作品です。
逸星
77  人間の平方根は月である
 人生不可解、人は月を眺めては来し方、行方、あの顔この顔に想いを
重ねて不思議さを思う。人そのものの不思議さは平方根のようでであり、
そして月のような不思議さでありたい。
ひなこ
037 プチプチとつぶす空一杯のプチプチ
あれもこれも手に入りました。もうほしいものなど無いのです。
でも、どうでしょう、こんなに不幸なことは、ございません、つまらない“時間”だけ余るほどあたえられて、これから先わたしは、なにをどうしても、ときめかない毎日を過ごさなければならないのです。空一杯のプチプチをつぶしなら・・・・
作者は、策士ですねきっと、プチプチなんて「見つけ」を使い
イライラと過ごす日々を破調に持っていったあたり、計算をされたものかどうかは、わからないですが、ここまで詠みあげられたらもう「完敗」です。おみごと。
金盞花
沢山の中から僅か4句 いつもの事ながら大変でした。
良い句ばかりでしたので・・・発表が楽しみです。
ひとり静
特選
045ほらここに行方不明の僕がいる
見つかったと思ってもすぐどこかへ行ってしまう・・・ボクと言うものは
また、見つけたと思っても勘違いだったりして・・・
093気兼ねなんかしない私の空だもの
後悔しないために好きなことしましょう。人生は短いですから
062わずらわしい事など知らぬ青い空
私は今参っています・・・青い空はあっけらかんとしてていいね。
016サングラス今宵鴉になるつもり
密会でしょうか・・・ちょっとどきどきします。
選外になりましたがとても気になった句
009眠む眠む眠む東北管区気象台
037プチプチとつぶす空いっぱいのぷちぷち
086じれったい角を楊子でつつきたい
みや
043、発想がおもしろく、「発見」「発展」につながりますね。
026、想像だにしていなかった「一句」、壮絶感を覚えました。
067、画像をみて「月」と言わないで「ポン菓子」に、が決まりでした。
076、興味をそそわせてくれる「一句、作者に訊いてみたいですね。
苦しかったですね、あれだけの句に未練が残りますね。
中前棋人
正直「差」がよく分からない。選句にじれて86番の句の心境です。(選句は降参です)
巻坊
難しかったので最後は直感で選びました。
丸山 進
006 夕鶴を編み込んでゆく夏銀河
ロマンと哀愁がある。
009 眠む眠む眠む東北管区気象台
ねぼけた味がよい。
077 人間の平方根は月である
ノーベル賞もんの発見ですね。
104 玉音の無い八月の空の音
そんな夏が続いて欲しい。
えいら
053 屋根裏でガリレイが解く地動説―ガリレイの奴、またなんか言ってるぞ。どうせ空理空論さ。まったく!!
015 天よ地よ恋するぼくが此処にいる―まじめな恋(!)であるほど、孤独を覚えるものです。「おれは、おれは、おれは、あいつを守ってやるのだあああ!!」
081 夕暮れは少し懐かしさをくれる―あたりがうす暗くなってくると、人は己を少しだけ取り戻します。そして、「オヤ、あれはこうであったな、そうだったなア」となにげない日常的なことをふっと思い出したりするものなのです。
100 何もかも忘れて生きるこの街で―こうしてこの高みから街を眺めていると、おれのことに関心持ってくれる人なんてだあれもいないことが実感できる。でもよ、ここで生きなきゃなんなくなったのも宿命ってもんだべサ。まっ、ボチボチ行くか。

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