★木馬館5月句会選句評

★評に関する文章のみ掲載させていただきました。またこの他にも、沢山のご意見をいただきました、ありがとうございました。

(掲載は到着順)

美代子
気宇壮大で解りやすいものを選びました。
小林喫茶
作者の生への思いが伝わって来るような句でした。
いずれもすばらしい句ばかりで選ぶのに苦労しました。
みや
特選句には、父親の存在価値が薄れ、子供からの目線の鋭さが出ています。限らず、現代社会の表裏を上手く抉っていると思います。
慈雨
皆様のすばらしい句を拝見致し、眼福に預からせて戴き有り難うございました。
拝読して気持ちが良いものを選ばせていただきました。
サキ
鯉のぼりを通して秘密を詠んでいる。
その秘密はきっと恋。
孝井 栞
この四句にしぼるのに楽しい苦労をしました。
あいら
022、鯉の中を通り過すぎる風というのが、いろいろ考えさせてくれて面白かったので。108、これは鯉のぼりでなくてもいいような気がするんだけど、でも好きです。034、自分も同じようなことを書きたくて、うまく言えてるな〜と。081、時事ネタになってしまうけど、今年らしい句なのでは、と思いました。
たに
64の句とても力強く感じました。
さし
難しいもんだね、作るのも選ぶのも。
文字で題を出されるより、より具体的な写真で題を出されると写真にとらわれてしまう。
そう考えると、文字(言葉)ってのは抽象的だし、力のあるものなんだなあ。
テツ
特選句、「九分九厘」と「ピアニシモ」に丸め込まれてしまった感じ。鯉のぼりなら、極めて弱い風ではなびかないのですが・・なんとも巧い。30「運命線泳ぎはじめたこいのぼり」も捨てがたかったです。104「クイズの正解は体育の日です」この発想も凄いです。今回も選句に悩みました。
太正浪漫
一句目:まさになんとなく・・。
二句目:今の不景気を吹き飛ばしてほしいです。
三句目:大きく開けた口から、青空のみならず、いろんなものを吸収し、成長してほしいですね。
古俣 麻子
104:柔軟な発想が素晴らしい!! 読者を笑わせ、幸せな気分にさせてくれます。
085:素直でこころやさしい作者が創った句なのでしょうね。5月の風のように爽やかな作品ですね。
051:こどものために、ではなく父のためにという着眼のすばらしさ、父親思いの優しい作者の祈りが風に届きますように…。
029:ウロコは現代川柳でたくさん使われている句語ですが、良くないものの暗喩として、使われていることが多いようです。「友達のしるしに差し上げちゃうウロコ」は、とても新鮮でした。
山本
たくさん素晴らしい句を詠ませていただきありがとうございました。
中でもこの入選句はあえて鯉のぼりを語らずそれでも気持ちの伝わる素晴らしい句と評価しました。
「鯉のぼり」に視線を集中させると。課題「鯉のぼり」になってしまって、風景からのイメージの広がりが狭くなる。特選句の内意は深くはないが広さがあり、風景との付き方離れ方に頷かせる良さがある。
選外佳作として、16番旅立ちの、88番善と悪、89番一番下を揚げたい。
鹿野太郎
今回も素晴らしい作品と、沢山出会えて嬉しい限りです。
うたたね
初夏の青空を自由奔放に泳いでみたいと思うのは、鯉のぼりも人も変わりない。
毎回、選句は迷いに迷うのですが、特選句は「想いが走る」という表現に惹かれて、それが風に靡く鯉の想いと上手く重なっているようで、深く印象に残りました。
たかちゃん
047どこまでも泳いでみたい鯉の夢・・・・夢は大きく持ちたいです。
019リストラの父さんヒゴイ先に揚げ・・・とうさんの気持ち良くわかります。
068車窓にも 空で尾を振る 鯉のぼり・・ほのぼのとして素敵です。
078時々は泳いでみたい星の空・・・・・・怖いもの見たさの願望に引かれます。
真田義子
子育ては、思った以上にたいへんな仕事です。
こいのぼりを立てるのも、素直なよい子に育ちますようにとの願いがあるのでは、ないのでしょうか?
可福

091.鯉のぼりって以外と行儀が悪いので、これも元気な証拠ですか。
022.写真を良く見ると、真っ直ぐな風も見えてきました。
107.鯉のぼりは縛ってないと泳がないのですよね、そのへんを考えて。
050.気負いなく平和でいいですね。

児玉 霧人
特選句:こういう発想は私には全くなかった。脱帽m(__)m
入選1句目:自分もそんな時代があったっけ…ということで、素直に頂きました。
入選2句目:「鯉幟が必死に喰らいつく」と見た句。「間近」に臨場感を感じました。
入選3句目:「鯉幟」という言葉を使わなかった句の中で、最も情景が浮かんだ句。
今回も選句に迷いました。
えいら
029 「うろこ」・・・もらってもねえ。でも、くれる方としては貴重なものなのかも。あるいはそうでもないのかも。どことないおかしみに味わいがあると思いました。
054 「アリラン」・・・子供たちの帰国が決まった今現在(22日夕)としてはちと色あせた感もありですが・・・。静かな哀しみの表現に共感を覚えました。
057 「我に返ってしまう・・・」・・・あのはしゃぎようはなんだったんだ? 他人にも自分にもよくある風景がうまく表現されていると思います。
022 「真ん中を・・・」・・・えっ、あれがその風だったの? ぽかんとした中にある寂寥感がいゝと思いました。
赤松ますみ
特選にいただいた025は前向きな姿勢に勢いを感じました。入選2の034はオーソドックスな発想ではあるけれど、とても自然な素直さが伝わってきてよかったです。ただ、五七五の間にそれぞれ一字あけをされているけれどこれはもちろん続けて書いてほしいと思いました。入選1と3は発想の非凡さを買わせていただきました。
ひとり静
・その先へ想いが走る鯉のぼり
 もう先々のことまで考えて楽しんでいる様子が目に見えるようです
・胸の中ぐんぐんのぼる鯉のぼり
 夢はだんだん近づいて来ましたね。あと少しです。頑張って・・・
・真ん中をとおりすぎていった風
 どんな風が通りすぎていったのだろう。きっと暖かい風に違いない。
・風よ来い父を元気にしてくれろ
 いまはとても辛いダブルパンチを浴びて下を向いていますが、いつまでも苦しいことは続きませんもの。明日はきっと・・・

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