「人類来従地球外哉!?」・梅足

|郷|如|営|黄|
|破|残|傷|鶴|
|月|行|万|楼|
|還|客|里|頭|
|人|恥|春|去|

失礼ながら以下説明です。
[語釈]
「人類来従地球外哉!?」ある方から伺った「永井豪の「ダンテ」は、 人類を宇宙から飛来した地球外生物として描いています。人間は動物です。
情と理を持った動物。しかしより快適な環境を求めて、自然環境を破壊し、 自らの手による人工環境を築き上げてきた。ひょっとしたら、人間は 地球外生物なのかもしれないと思うことがあります。 」という話に 詩興をそそられて創ってみました。

「黄鶴」中国の伝説。一宿のお礼に仙人が壁に画いた鶴が舞うので裕福に なった宿屋の話。
「営傷万里春」人間の営みは、(黄鶴楼のような仙人の助けでもなければ) あらゆる自然環境を破壊しながら営まれていく。
「行客恥」旅の恥は掻き捨て式の他人事のような浅慮な振る舞い。
「郷破」人類の故郷とも言うべき地球環境の秩序が乱れて、
「月還人」月にでも還るのか!人よ!

[作法]上十一真押韻、仄起式。


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