「骨」・なかはられいこ

あんまりきれいな骨なので
飾り戸棚に置いてみた
よく晴れた朝は陽に透けて
それは桜の花のいろ
曇りの午後や雨の夜は
真珠母色に発光する
あんまりきれいな骨なので
わたしはなかなか手放せず
ついに砕いて 呑み込んだ
・・・・・・・・・鳥になれるかもしれない


●作者へのご感想はこちらへ●


詩の投稿作品・1998年後半


詩の投稿作品


目次へ戻る