矢印キーで、主人公を上下左右に移動させることができます。店の人に話し掛けるには、カウンターに体当たりして下さい。スペース キーで、ステータス画面を表示することができます。塀の外に出ることは可能ですが、何の意味もありません。
町にある下り階段を降りると、自動生成ダンジョンに突入します。地下 20 階まであり、そこの下り階段を降りるとエンディングとなります。平均 20 歩で敵が現れるので、倒して下さい。地下 5 階から 6 階へ降りる階段の上に乗ると、最初のボスとの戦闘になります。逃げることも可能ですが、倒さない限り、先には進めません。これ以降 5 階ごとにボスが登場し、地下 20 階のボスが最後となります。円形の奇妙な紋様がありますが、これに乗ると、意味不明な力によって町に戻ることができます。ただし、場所によってはそれ以外の用途に使われることもあります。
左のリストにあるコマンドを、矢印キーの上下で選び、スペース キーで決定します。水色の命令が誰によってなされているのかを追求することには、何の意味もありません。
装備している武器を用いた、通常の攻撃を試みます。画面にゲージが現れるので、できる限り一杯に近いところで、スペース キーを押して止めて下さい。ゲージの量に比例して、攻撃力が増加します。完全に一杯のところで止めるとクリティカル ヒットとなりますが、それを超えるとゼロで止めたのと同じことになります。
現在の武器に応じた特殊技を繰り出します。例えば初期の「どうのつるぎ」であれば SpinCutter ですので、キーボードから spincutter とすばやく入力します。入力中は TP が減り続けるので、なるべく速く入力して下さい。もし入力中に TP が 0 になってしまった場合、攻撃失敗となります。
通常の攻撃のときと同じゲージが現れるので、これも一杯に近いところで止めて下さい。止めた位置で、成否が決まります。
右側にアイテムの一覧が表示されるので、これも上下で選んだのちにスペース キーで決定します。キャンセルするには BackSpace キーを押して下さい。
こちらの行動が終わると、敵が攻撃してきます。「敵の攻撃!」と表示されてから、1.00 - 1.05 秒の間にスペース キーを押すことで、カウンター アタックを仕掛けることができます。うまくいけば、敵の攻撃を一度も受けずに勝つことができます。
20 勝ごとに 10 ポイントが付与されるので、各能力に振り分けて下さい。各能力についての説明は、次項をお読み下さい。この生物学的に理解不能な現象に、いかなる薬物が関与しているかを追及することには、何の意味もありません。
現在の能力等が表示されます。また、所持しているアイテムがリストに表示されます。使用するには、アイテムをダブル クリックするか、選択したのちに「使う」ボタンを押して下さい。「ぐれい」というのは私が適当につけた名前であって、ロ○サガを意識したものではありません。
扱っている商品が一覧表示されるので、買いたい物を選び、「このアイテムを買う」ボタンを押して下さい。「店長からの助言」ボタンを押すと、説明を聞くことができます。一度に所持できるアイテムは8個までに制限されています。また、武器と防具を複数持つことは、弁慶でないのでできません。所持しているアイテムを売りたいときは、画面下の「アイテムを購入する。」を、「アイテムを売却する。」に切り替えて下さい。「HighSkilledMen」というのは店の名前であって、単に店長の趣味を表しているにすぎません。
このゲームには、通常の店屋のほかに鍛冶屋というものがあって、2つの役割を果たします。
武器の購入価格の 1/2 を支払うことで、攻撃力を 10 ポイント増加してくれます。ただし、武器ごとに上限が決まっています。上限まで鍛えることにより、必殺技2を出せるようになります(必殺技1は出せなくなります)。
通常攻撃、または特殊技を使うと、20 回に 1 回の割合で、武器の攻撃力が 1 ポイント減少します。1 ポイントにつき、武器の購入価格の 1/10 を支払うことで、失われた攻撃力を回復してくれます。
2000年、M.Kakumoto最初で最後のRPGとなるであろうRealistic Visionです。
夏休み中に完成させるぞ!と意気込んで企画書を作成したのが8月12日、それから8月23日の公開に至りました。130時間かかりました。
私の部屋は扇風機もクーラーも無く、窓をあけると津軽海峡からの涼しい風が吹き込んでくる…こともなく、35℃を越える蒸し暑い部屋で、CPU温度が60℃を越え(クロックアップのせいか?)、これはマズイとPCケースを全開にしたら部屋がもっと暑くなったので(CPUは冷えた)、しょうがないのでケース内のファンを扇風機代わりに使って製作作業を続けた次第です。
このReadmeを最後までお読みいただき有難う御座いました。多くの方々のご意見ご感想を心待ちしております。
おれは、これを作ったのが高3の夏休みであったことをはっきり記憶している。最終日には、おのれの半生で2度目の徹夜をしたことを覚えている。隣室で寝ている親に、早く寝るように注意されぬよう、電気を消しておこなったことも覚えている。なにより翌朝の、東の空の綺麗だったことを、いちばんよく記憶している。
それから5年半の月日が流れ、今に至っている。おれはずっと、この高3の思い出を超えるものを作ろうとしていた。おれは、それが無理であることを確認するために、今回の復刻版を作成した。そうして、やはりこれでいいのだと思った。ここから、少しずつ進めていけばいいのだと思った。……おれは、少しずつ進めるという能力を、この5年半の間に会得したのだった。
汝ら断食する時、かの偽善者のごとく悲しき面容をすな
(マタイによる福音書第 6 章 16 節)
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