「クラリネットの魅力」
クラリネットの魅力は何と言ってもその音色でしょう。
木管楽器といっても本物の木でできている楽器は以外と少なく、フルート、サックスなどは金属製なんです。
クラリネットはグラナディラという木でできていて、本物の木が共鳴して生まれる純粋で素朴な音が魅力だと思います。
最近はクラシック系のプロ奏者でもビブラートをかける人がいますが、私はやっぱりノンビブラートですね。
話がそれますが、以前全く無意識に大貫妙子(「黒のクレール」とか「ピーターラビットと私」がヒット曲)の曲を聴きはじめてかなりレコードとか買い集めたんですが、ある日ふと気がついたら彼女の歌声もノンビブラートなんですね。
私は基本的にそういうのが好きみたいです。
クラリネットに戻って、3オクターブ以上をカーバーする音域は管楽器の中では一番広く、低音域、中音域、高音域とそれぞれ違った表情を出すことができ、表現も豊かです。
一般に楽器と言うか音楽を奏でる物の中で一番きれいな音が出るのは声楽(人の歌声)だと言われます。
これはいろいろ意見があるかもしれませんが、人間の耳で聴くんだから生理的に合っているだろうと理解してもらって、ではいわゆる楽器の中でその声楽に一番近いと言われるのがバイオリンの音です。
私はバイオリンは弾けませんが、オーケストラで弦の音を聴いていると「確かに・・・」と思うことがあります。
そしてオーケストラの曲を管楽器だけの吹奏楽用に編曲すると、だいたいバイオリンのパートがクラリネットに回ってきます。
つまりバイオリンの音に一番近い管楽器という訳です。
数学の公式のような理論ですが、クラリネットは管楽器の中で一番音がきれいだと私は納得しています。
クラリネットの音を聴いてみたい方にお勧めはやっぱりモーツァルトの「クラリネット協奏曲」か「クラリネット五重奏曲」ですね。
どちらも第二楽章の美しい旋律は、数あるモーツァルトの名曲の中でもよく話題に上がります。
モーツァルトの追い求めた「神の声」が聴こえます。
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