令和元年度ADCAセミナー
             
             国際協力の実践 
              
              令和元年105日(土)     

     主催   海外農業開発コンサルタンツ協会

                         Agricultural Development Consultants Association (ADCA), Japan

     共催   弘前大学

     後援   農林水産省、国際協力機構、農業農村工学会

於:弘前大学 文京町キャンパス 農学生命科学部402教室

 
 目 的
 今年は猛暑や台風、大雨など著しい気候変動による自然災害が多発しました。農業の生産現場も大きな
打撃を受けた地域が多く、農産物価格も大幅な変動があり日本国民の生活にも大きな影響がありました。

 気候変動は日本のみならず世界で大きな影響を及ぼしており、とりわけ途上国では深刻な問題となって
います。一昨年9月の国連WFP(World Food Program)の発表に因れば、気候変動と紛争による飢餓
人口は前年度比で3,800万人増加し81,500万人となっています。

さて、この途上国の深刻な「食の危機」に対して我々日本人は何が出来るでしょう。 

海外農業開発コンサルタンツ協会(ADCA)は、昭和50年(19751月に海外の農業開発に強い関心と
意欲を持つコンサルタンツ企業が相寄り立ち上がった任意団体が、昭和525月に社団法人格を得、平成
25
4月に一般社団法人に移行しました。会員企業である農業・農村開発に携わるコンサルタンツ各社は、
途上国の食の危機を救うべく、パートナーである農林水産省、国際協力機構、各国際協力機関、そして大学
などの研究機関と力を合わせながら世界各地で活躍しています。
このADCAセミナーは、将来の活躍が期待
される農業・農村開発分野に身を置く大学生を中心に、途上国に於ける農業の実態を理解してもらい、開発
コンサルタンツ、もとい、日本の国際協力に携わるすべてのアクターが途上国の現場で如何に活躍している
かを認識してもらう事を目的としています。


十三湖土地改良区では海外からの研修生を受け入れており、国内での海外協力について
話させていただきました


   
 海外農業開発について 農水省北田国際交渉官 海外プロジェクト現場報告
 
 海外からの研修生について パネルディスカッション 海外の状況を聞く学生
 
土地改良新聞第2381号に掲載



十三湖土地改良区における海外からの研修状況