ホログラムとホログラフィの違いを説明しましょう

■ホログラムは物体のこと

 手元にホログラムがあったら見て下さい。ない場合は手元の紙を持って見たつもりになってね。想像でもかまわないよ。

 斜め上から光をあてると、「おー」なにやら物体が立体的に見えるよね。見えない場合は、せめて色が虹色に変化していると思うけど。

 さて、ここで手に持ったぺらぺらの物体が「ホログラム」です。何だか当たり前のことを書いてるけど、次の説明を読むと意味がわかるよ

■ホログラフィは技術のこと

 つまり、ホログラムというのは、レーザーを使って干渉縞を記録した物体のことです。

 それに対して、ホログラフィというのは、ホログラムを作る技術のことを言います。


(例題)

1.ホログラムステッカーを購入した利夫君が友達に言いました。「さっき買ってきたホログラフィはとても明るくて立体的だね」

さて、利夫君の言い方は変ですが、どこでしょうか。

(答え)

買ってきたのは技術ではなく、物体ですから、ここでは「さっき買ってきたホログラムはとても明るくて立体的だね」と言わなくてはならないのだ。

まっ意味は通じるからそんなに神経質になる必要はないけどね。


 ホログラムとホログラフィの違いだなんて、すごい題名だけど、単なる言葉の問題でがっかりしたかな。では、また。

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